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■ポイント2 受験学年の夏期講習

1.受験学年の夏期講習の心構え

受験学年のお子様にとって夏期講習は、志望校合格に向けて自信と成長を得るために大変重要な機会です。

この夏期講習を通し苦手科目の克服、重要単元の復習、受験対策として応用力の強化を図りましょう。

また、夏に勉強したことを通じて今後の受験対策の方向性を決めるいい機会となります。

もちろんお子様によって学習進度にバラつきがあり、各々のペースで勉強をしていきたいということもあると思います。そのような場合に対応するかたちで、夏期講習にはレベル別の講座がございますので、そちらの方もご検討下さい。

今後、効率的な学習をし、飛躍的な成長を遂げるためにも、夏期講習を是非ご利用下さい。

2.夏期講習の塾選びのポイント

この夏期講習で合格への弾みをつけるために重要な事は、以下の3点です。

  • (1)苦手科目・単元をなくすこと

    まず、この苦手科目・単元の克服こそが合格へのカギを握っているといっても過言ではありません。 志望校合格に向けて苦手分野を克服して、弱点をなくしておくことで、新学期以降、合格に必要なレベルの発展学習に集中することができます。

  • (2)全ての科目において総復習をおこなうこと
    この総復習を通じ、忘れていた重要な公式や暗記項目などをもう一度見直すことができます。総復習をした上で応用問題を演習していくのも効果的です。 また、復習していく中で苦手分野を見つけることもあるでしょう。この苦手分野の発見こそが大切なのです。見つけた苦手分野をしっかり克服しましょう。
  • (3)応用力の強化
    最後に、受験対策として応用力の強化を図りましょう。応用力を身につけることによって様々な問題に対応することが可能になります。また、応用の勉強をすることで自分の実力が見え、今後の受験対策の指針となっていくでしょう。志望校合格に向け、あとどのくらいの学力が必要か、ということを逆算して受験勉強をしていくのも効果的です。

この3点を行う上でとても力強い味方が、夏期講習です。

各学習塾・予備校が開講している夏期講習では、各科目はもちろん、単元別の講習もある場合があります。そこで苦手分野を克服するなどして、夏期講習を通じて効率的に勉強を進めてみてはいかがでしょうか。

もちろん、計画的に勉強し、苦手分野はもう残り少なく、発展学習にも力を入れ始めたい!というお子様もいらっしゃるでしょう。そういったお子様にはもちろん、復習と並行して、発展レベルの講習も受講されるとより効果的な学習を進めることが出来ます。

3.受験の特徴と塾選びのポイント

この夏期講習で合格への弾みをつけるために重要な事は、以下の3点です。

  • - 小学校受験 -

    筆記試験(ペーパーテスト)と面接を行っているところが多いことが小学校受験の特徴です。

    お子様の行動観察や、道徳関連の試験を実施する小学校もなかにはあります。

    塾選びのポイントとして、志望する学校の対策が充実しているかどうかだけではなく、「リラックスして学習できるかどうか」も判断して、お子様に最適な塾選びをしましょう。

  • - 中学校受験 -

    中高一貫教育を行っている学校は、国公立・私立を問わず高い競争倍率になります。

    試験問題は、教科書に掲載されていない形式の問題が多数出題されます。

    お子様とお話をして、どのような学習方法が1番合っているのかの判断を行いましょう。本人にぴったりの塾を選び、効率の良い学習を進めて、受験に向けて自信をつけましょう。

  • - 高校受験 -

    小学校受験、中学受験をされなかったお子様にとっては初めての受験となります。高校受験は、将来の進路選択に大きな影響を与えるため、志望校選びは慎重に行いましょう。

    受験科目が5教科あるので、一人の学習では、苦手部分や勉強漏れの部分を見逃しがちになります。きめ細かい指導を行う塾を選び、日ごろ行き届かない部分の学習に取り組みましょう。

  • - 大学受験 -

    全国には数多くの大学があり、その中から志望する大学を決めて、受験する学部・学科にあった勉強をしなければなりません。センター試験の対策に関しては、たくさんの問題を解いて、出題形式に慣れておくことが重要になります。

    センター試験対策と二次試験対策のそれぞれに充てる学習時間を考え、お子様の能力や希望に沿った塾選びをしましょう。

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